お知らせ 陶芸教室 ことば彩り アートワークス 会社概要 お問合わせ ブログ リンク

トップ>ことば彩り>平成19年4月から6月


ことば彩り



ことば彩り0706 ことば彩り
水無月


真白なユリは凛としていて
とても高潔な感じを受けます
花屋さんの高価なアレンジフラワーなどに使われ
なかなか見る機会の少ない花と思いますが
聞けば笹ゆりなどは、昔はあちこちに自生していたそうです
水無月になると、その芳しい香りは山に満ちて
人々を魅了したことでしょう
花言葉は「上品」。細長い葉が
笹に似ているのが名前の由来だそうです
花は育つ場所を選べません
いちど生れ落ちたなら、そこがいかな荒地であろうと
すっくりと立ち、何にも染まらず美しく咲き誇る
その姿は各地でゆり姫として昔話に登場するほどに
人の心に何かを伝えている気がします


ことば彩り0705 ことば彩り
皐月


世の中には運の良い人と悪い人が居る
というのは間違いで
運がいい!と思えるタイプと
悪いと思い込むタイプに別れるそうです
ならば前者でありたいなと思うのです
自分らしく前向きに
人によって幸せを計る物差しは違いますものね
「目に青葉、山ほととぎす、初がつお」
風薫るさわやかな季節になりました
私の目下の幸せは「初夏の初物」です
木の芽和えや、かつおのたたきを頂くだけで
ささやかな幸せに包まれます
感謝の気持ちで美味しい料理に母を誘おうかしら
母の日だものね「お母さんありがとう」


ことば彩り0704 ことば彩り
卯月


姫山公園の真ん中に
私がこよなく愛する桜の木があります
その見事な佇まいは
私の心を掴んで放しません
夏は葉を茂らせ、素敵な木陰をつくり
秋は葉を散らし、儚き美を演出し
冬は、じっと動じず力強く立ち
短い春には渾身の力で咲き誇ります
単調な営みを永遠に繰り返す様は
まことに自然な時の流れを思わせます
人の営みなど歯牙にもかけない桜の木は
しかし、いつも何か語りかけてくれます
春うらら、今朝はちらほらと
花をほころばせていました
おおらかな桜の木の喜びが漂っておりました

姫路の陶芸教室-創り屋・播州静々窯


Copyright(C) tsukuriya All Right Reserved.