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トップ>ことば彩り>平成20年10月から12月
素焼き直後の焼き物
陶芸教室で使用するタイプの手回しろくろ。
陶芸教室で使用する道具。
陶芸体験でも作っていただけるストライプ角小皿。
陶芸教室の1階下で販売している5種盛長皿。
焼き締めで美しくできた花器。ライスボール型。
体験陶芸教室で作った器の乾燥
練りこみで作った皿。
体験陶芸教室で作った、瑠璃の葉をあしらった皿。
弁柄使用の角皿。

ことば彩り

ことば彩り
師走


真綿色したシクラメンほど清しいものはない
出会いの時の君のようです・・・
昭和五十年の布施明さんの大ヒット曲
「シクラメンのかほり」です
ところが、ここには謎がひとつあります
実はシクラメンには香りが無いのです
(最近になってバイオテクノロジーの技術で
香りを持つ品種ができたそうですが)
ではこの曲を作詞した小椋佳さんは
なぜ「かほり」と付けたのでしょうか?
実は奥様の名前が「かほり」さんで
この名前の文字をどうしても使いたかったから
というのが本当のようです
なんともラブリーなエピソードです
しもむらの月刊コラム「ことば彩り」11月表紙挿絵 ことば彩り 
霜月


「ちはやぶる神代も聞かず龍田川
唐紅に水くくるとは」
百人一首で有名な在原業平の歌です
「水くくる」とは、くくり染め(しぼり染め)の事で
紅葉が龍田川の川面に写り、くくり染めのようだ
こんな美しさは一度も無かっただろうと言う意味です
姫路でもつい先日まで青々と揺れていた
千姫の小路のもみじ葉が
紅く染まり始めて美しいです
秋がずいぶん深まってきたと感じますね
山海の豊かな食材があふれる頃です
それぞれの時期の旬のものを適量食べるのが
人間の体にとって一番体いいそうですよ
食べ方はモチロン竜田揚げで・・・なんちゃって


しもむらの月刊コラム「ことば彩り」10月表紙挿絵 ことば彩り
神無月


雪の晩、とうふ屋の戸を誰かが叩いた
姿が無いので雪の上の足跡をたどると峠の地蔵だった
豆腐をお供えすると、その夜夢枕に礼を言う地蔵が立つ
以来その村は豊かになったという「とうふ地蔵」
貧しい時代、わが子に食べさせたいという
一途な母親の愛情を司る「牡丹餅地蔵」
他にも、野ねずみ地蔵、くぬぎ地蔵、とげぬき地蔵
身代わり地蔵、けたくり地蔵に有名な笠地蔵など
いたるところに地蔵様にまつわる話があります
それだけ身近な存在だったのでしょうね
地蔵菩薩は全ての命を育む大地のように、
苦悩の人々を大慈悲の心で包み救うという意味です
ご近所の人知を超えた存在「お地蔵さま」
夢や思いを誓い自らを鼓舞して頑張りましょう


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